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2008.03.20: 花押を学ぶ

■読売日本テレビ文化センター:平成15年10月
初めての花押講座を平成15年に「読売文化センター金町」で開講しました。
半年クールなので今月の講座で丁度丸5年、10期が終わりました。
5年間、通い続けていただき現在も通い続けて下さる生徒さんもいます。
東大の研究所で40年にわたり古文書を研究していた方、昭和の書道の大家、西川寧先生と
一緒に書を学んでいた方、梵字の大家など、、教わる部分も多い5年間でした。
4月からは6年目に入り、ますます私自身の勉強が必要になります。

■銀座教室:平成17年9月
一回目の花押講座を恵比寿で行いました。回を重ねて3月で27回を数えました>
「継続は力なり」その言葉通り研究科生は5名になり、年内には師範科生も誕生する予定です。
4月は「28回花押講座」銀座での花押展もこの教室からスタートしました。

■通信講座:平成18年1月
「労多くして功少なし」と言われる独学的な自分の力に頼る通信講座、その中から見事に
指導者養成講座で「師範」に進まれた方もいます。上級科を卒業された方もいます。
「継続」+「努力」の二つを重ね、築き上げてきました。師範に相応しい誕生です。

(下記は研究科卒業作品の一部)


■日本橋講座:平成19年1月
新しく始まった教室、今4月からは夜の部に集約し新スタートになります。
銀座に続き日本橋からの花押発信が新たに時間を変えて始まります。

*教室での勉強は私の勉強の場でもあります。受講者と一緒に学ぶ場です。
花押・書・歴史日本の文字文化の泉としたいと思っています。
新師範誕生は私にとっても嬉しい事です。

  001 2008.01.07: 2008年花押動向

■2008年花押動向を考える前に、簡単に
2007年中に依頼された花押を分析してみました。
(5%以上切上げ 5%未満切捨て)

■男女の比率・・・ 男性70%  女性30%
■年齢比率・・・60代・・10% 50代・・20% 40代/30代・・・各30% (他90代、80代、70代、10代)
 【特徴】
 30代の女性で、ファッション、IT関係など新しいと言われる職業に携わる方が多くなって
  います。 以前「ケイコとマナブ」で取材に来られた時、マックの雑誌関連の取材
  こられた時も花押は若い女性対象だと思ったと言われたのを思い出します。

■職業比率
  会社員(公務員、経営者、役職者70%)30% 
  古典芸能他(芸能・スポーツ含む)30%
  寺院・寺社20%
  その他20%(主婦・学生・デザイナー他)20%
 【特徴】
  職業では企業経営者がやはり多く、互いに記念品、誕生日祝いなども多く、サインの
  重要性に伴っています。芸能関係などでは家元や名人と言われるその道のトップの
  方がやはり多いです。又昨年は主婦が多くなっています。これは名前から自立するという
  意識が働いているのと、自分だけのサインをというのが多いです。
  
 ■購入目的
  ○ 契約書・日常のサイン・海外での銀行サイン・パスポート・・・60%
   (色紙、作品のサインも含まれます)
  ○社章・ご朱印、証明、免許状などに・・・200%
  ○その他 20%・・・、自己啓発用、箱書き、代々伝わっている等・・・20%



2008年の花押動向


  花押の存在をTVを見て知ったという方も多いようにまだまだ知らない方も多く、
  又、知っていても、それは歴史上の上だけで実際に使われていることをほとんどの方は
  ご存じないようです。
  今年は 企業経営者、オリンピック選手が最初の花押制作です。
  歴史が蘇る、アートして、と形を変えながら愛好者が増えていくように思われます。
  又、文字の原点を考えた知の分野でも一歩進んだ形になりそうです。
  昨年お会いした方で京都の伝統文化継承者の方は書として花押を見ていました。
  どんな形に今年は進展していくのでしょうか。
  ますます勉強をしていかなけtればと心しています。

 
・・望月鶴川記