花押と自然

 


自然の中で生まれ育った花押

文字が人の文化を向上させるに、どれほど役に立ったのか、計り知れないほど
の変遷を経ながら言葉の文化、文字の文化は進歩しました。

そこには人は希望の光を抱き、未来へと向かう進歩する
考える生き物だからです。

文字での伝達は形を表し、形のない心を表し、過去と未来を構成へ繋ぐ
人類最大の智恵でほかなりません。

その中で花押は中国に発生しながらも日本の歴史の中で育った
特異な署名として発展しました。

陰陽の世界から現実を見て、日本の素晴らしい自然を生かした
壮大な姿が花押の中ではぐくまれました。


信長は岐山、曲阜を日本の岐阜に求め、黄河の大地「洛陽」を
麒麟の花押に求めました。

花押は署名でありながら自然と智に、人の歴史と一体となりながら
1000年の歴史の中で生きてきました。

和の文化は誇りの文化でもあります。
心の中ではぐくまれるのが花押文化です。

温度のある署名、花押は今日もあなたの中で進歩し続けます。


.2009年9月  望月鶴川 記