No.180 観の目、見の目(2)

 

2012/10/18


<観の目、見の目>

「観の目、見の目」の解釈。

始めは心で見ると長い間思っていました。
何度か読んでいるうちに数年後に閃きました。

単純に解釈すると「全体をぼんやり見る」
正しいかどうかはわかりませんが、そう解釈しました。

それ以来、仕事でも書道でも何でも全体をぼんやり
見る事に小さな事ですが価値を見つめました。
「木を見て森を見ず」ではなく
「木を見て森はぼんやり見る」ということです。

仕事の時も篆刻の時に一文字づつを上手く書き、
彫刻ではなく全体の配置バランス空間などに
最初に目を向ける事にしました。

ぼんやり見る事で概要を把握する、状況を把握する、
細かな事に目がいかないの為、余裕を持てる。
物語が見えると言う事につながると考えます。

反対に「見の目」は虎視するに近いと思います。
どちらも大切なことですが「観の目」を持つことは
とても大切なことです。

  記    望月鶴川拝