No.158 畑 神左さんの表札を書く

2012/01/28


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鶴川流花押の大切な顧問としてお願している

畑 神左さんの表札を揮毫させていただきました。
八ヶ岳のかまえた新居の表札です。

仕事でもあるので表札を書くのは慣れて今迄に数え切れないほど
書いてきましたが今回は私の家の表札を作成していただいた
事もあり、それをp除いても鶴川流花押の創始からのお世話になっている方なので
特別な思いがありました。



1:始めに無造作に何十枚か書き始めイメージを膨らませ
10枚くらいにそれを絞り、その10種類をやはり50回くらいづつ書き
更に7種類に絞りました。

それを畑さんに見てただき好みのものを選んでただきました。

それからいろいろと考え100枚くらい書き、更に絞り
次に具体的に考えました。
基本的には奇をてらわない事にするようにしました。

1:線の強弱の勢い
2:文字と線の動きの躍動感
3:空間の処理
4:瞬間に見た時の違和感がないか
5:線の交差の角度(美しさ)
6:線の繋がり(章法)
以上が一般的に考える事ですが自然の流れを感じ上品で品格があり福よかな感じにしました。

それからは筆跡鑑定の時の考えから線の方向や長さ、形の取り方など
頭に入れて再度沢山書き、30枚くらい良いと思われるのが残りました。

並べてゆっくり見て、良いと思って30枚の中に1枚、これっと思うのが
ありました。

それが上記に掲載したものです。

とても気に入っていただき感謝しています。

私の考える「平凡で凡ならず」
心豊かな文字になったと思っています。


  記    望月鶴川拝