No.150 書の評価と意義

2011/11/12

 
書の評価と意義

書の評価を見る時って、どういう風に見るのだろうか。
意義って何だろう?

数字で表せない見方があり、とても難しいものです。

私の考えはいたって簡単明瞭で
「時間と労力」言いかえれば「情熱」です。

書の先生には数年しか習った事がなく、それだけは後悔しています。
多分一生後悔し続けるでしょう。
家庭の事情もあり、縁もなかったのですが。

もし、以前習った先生が生きていたら
きっと、今書いたものを見てもらいたくて持っていくと思う。
ぼろくそに言われてもいいし、褒められてもどちらでもいいです。
書いたものを出汁にして書を語り合いたい。
何十年もの書の生活を語り合いたい。
私はその関係に意義を感じています。

生きていたら先生は間違いなくこう言うでしょう。
「少しは見られるようになったようだね!」

同じに勉強して歳をとるのだから100年たっても差は縮まらない。
今書いたものを見てもらいたい。
それが出来ないのだけが、たった一つの後悔する事です。

  記    望月鶴川拝