No.146

  点と格闘する

2011/10/21

 

 
【点と格闘する】

グラスリッツエンの展示会が12月初めにあります。
1年に1つ大作を目指す私は今年は「双龍」に挑戦。

龍以外を全て点で作成という、時間のかかるものです。
いつ頃から取り組んだか覚えていませんが夏前だったと思います。
デザインを考える事から始め10月初めにほぼ出来上がりました。
最後の仕上げは点を打つ事でこれから最後の大仕事です。
1分間に200の点を打ったとすると1時間で12,000
他の作業もあるので点だけで1日2時間3日に一回半年間
2百万近い点を打つ作業になります。

それでも作品の一部でしかありません。

私の持論
「技術はシンプルの上に成り立つ」

丹念に数百、数千、数万、数十万以上の点を打つ単純作業の中に
強弱、角度、密度その他経験したものでなければ体得できない事が
沢山あり初心者の私には単純なだけに難しい。

花押も書も同じだと思います。
私は展覧会等要項が来た日から練習を始めます。
オリンピック選手も終わったその時から練習が始まります。

水泳の試合も早い段階から練習を始めます。
今迄に何百回と出ましたが、もっと練習しとけば良かったという事は
一度もありません。

成績が悪くてもいつも其の時の最善を尽くしました。
一生はあっと言う間に過ぎます。

「事後は最悪でも、事前はいつも最善」です。



  記    望月鶴川拝