No.128  2011年上半期「花押事情」

2011/06/09

 
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    〜  大震災  〜

すべての業種に3月の大震災は影響を及ぼしたことと思います。

鶴川流花押でも多かれ少なかれ影響を及ぼしました。

震災後は花押作成の依頼が減少、全ての仕事が一時ストップと思われる位減少しました。
現在は通常に戻りましたが、身近でも被害にあわれた方がいたり
仕事関係者でが多大な被害にあわれています。

花押展が賛否両論ありましたが私は来年の2月に延期を決めました。
判断は正しいかどうかではなく当時の私の現状ではやむを得ない決断で
迷うことなく延期にしました。

花押創作は一時減少しましたが、創作依頼者は比率的には芸能界、企業家などに
集中していました。

又、プレゼントに使われた方が3分の一をしめました。

【オリジナルでその方のみの世界で一点】
【花押を持つということは自分の存在と価値を認めること】


この2点が大きな理由と考えられます。

講座では銀座講座を閉校し
新たに日本橋小津和紙文化教室で書専門研究会を目指した「筆紀行」

を6月スタート、中身の濃い充実した研究会発展を目指しています。

雑誌への掲載、TV放送への歴史番組などの資料提供などに協力。
後半に特殊事情で書の仕事が多くあり数年分を10日間でこなすという
こともありました。

花押の勉強では梵字の大家との接点が深まり研究に励み、
日展審査員、読売展審査員など書も同じ志を持つ方と一緒に勉強する機会が増え、
励みになり、ますます勉強時間が増え新しい書の分野に光を見つけました。


また講座でも皆さんが毎回期待以上に書いて来るので
質の向上と自分の勉強になっています。

☆       ☆


総合的に考えると上半期は気がつかない間にいろいろなことが
淘汰され、新しい始まりが静かに始まったように感じらます。


  記    望月鶴川拝