No.123  写経に魅せられて

2011/05/14

 
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    〜 いつまでたっても未熟 〜




下に書いてある「般若心経」は天平時代を意識して書いたもので1月から4月間で
4ヶ月間で40枚くらい書いたもの。

上の「仏説阿弥陀経」は5月に入ってから練習を始めています。

般若心経の7倍位の長さがあり1回書くのに5時間以上かかります。
平安初期の書体で書いています。形は天平に比べ緊密、点角は
力強いという特徴なんですが全くその通りに行きません。
微妙な変化がわかっていても書けません。

まだ1000文字くらいしか書いていませんが、少しは特徴らしいものが
理解できたかなと感じて、自己採点では10点位の出来です。

海龍王寺(隅寺)写経を始めて書いてから30年以上たち、最近になって
遅きにしてですが、やっと写経の良さがわかってきました。

空海の心経から始まり、数年前からは天平写経、金光明、賢愚経、他
いろいろ書き、今年になってから隅寺写経をもう一度復習し、
今は平安初期の「仏説阿弥陀経」を勉強。

始めて書いてからは数百枚は書いたと思いますが、やっと良さに目覚めてきました。
当時の人は1日5000文字を毎日書いたという。

それに比べたらまだ足元にも及ばなく、未熟そのもですが
いずれ天平、平安写経を超えるものを書けるようになりたいです。

長く書きつでづけて良かった、そうでなければ素晴らしさを
知らずに終わっていたはずです。

 記    望月鶴川拝