No.110  「 手考心思 」 : 新年試筆

2011/01/03

 
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    〜 極める道 〜

  大晦日から元旦夕方まで。
 柴又帝釈天で仕事をしてきました。

  ご一緒した方々のプロの仕事を見て、今まで自分が考えたどってきた道を
  同じにたどっている人がいる事を知りました。
 
  詳細は下記「名人への道」
  ⇒http://www.kakusenryu.jp/meizin/m001.htm

  新年試筆はその想いを込めた4作品です。
 
  「手考心思」  (私の創作熟語です)
  思った事を手に考えを任せて書きました。
  花押を創る時と同じに普段の勉強が良い面も悪い面も其のまま出てしまいます。
 
  花押を作る人としての原点です。
  教から始まる道のスタート地点に立った新鮮な気持ちを持って書きました。

  漢詩は創作しました。

●01 花押「虚」 ●02 「百代之過客」
●03 楷書:創作漢詩
 夫大 塊者 万物之逆旅 雲烟者  百代之過客
 而舞姿若闇 為艶幾何
●04 草書:創作漢詩
 夫大 塊者 万物之逆旅 雲烟者  百代之過客
 而舞姿若闇 為艶幾何

 論語の中に「四海皆兄弟」という書ではよく書かれる言葉があり、それから考え4つ作品を書きました。

  「 虚」は論語カレンダーにも使った文字で「自分らしさ」とか「素直・素朴」の意味をもちます。
  初心に戻って学び始める原点です。

  漢詩は創作ですが、荘子の中から選び 松尾芭蕉・井原西鶴も応用しています。

 時代の流れを根底に置き考えました。
 出来不出来は論外として、第一歩の思いを込めた新年試筆です。

 「意思ある者には時が味方をする」

 記    望月鶴川拝