No.109  私の書

2010/12/29

 
  << 「私の書」 >>


    〜 1点の重み 〜

  書でも一点の重み・一本の線が1年を通じての課題でした。

 今年は書道展や現代書展、花押展も含め毎月のように作品を書きました。

 不思議なことに作品を書きながらも並行して基礎練習もそれ以上に多く出来ました。
 特に縦・横の単純な線を練習前に100本づつ書いたり
  基礎の基礎を多くやりました。

 古典も九成宮禮泉銘の全臨を10回くらいやったり全書体にわたり
  より初歩に近い練習を  いやというほどやりました。
  練習の大半は古典に明け暮れた1年でした。

 仮名も基礎的な線を飽きるほど書いたり、写経も100枚以上は色々な種類を書きました。
  特に今年の写経は平安朝を意識した書体で書きました。

  写経も100枚くらい書くとそれらしくなります。
  これはきっと体が受け入れられるようになったんですね。

  基礎的な練習をする事で展示会の創作力が付くのが身を以って分かります。
  月に2000文字の練習はどんなに仕事があっても楽に終え、
  倍の4000文字近くは書いたと思います。
  プロとしては当然のことです。

 それでも練習が足りない事を肌で感じた一年でした。
 
  花押に書は不可欠なもので筆が手であり、筆が知でなければなりません
 
  2011年はさらに練習量を増やすと同時に花押と書の関係をより以上
  深めていこうと考えています。
  そのために資料集めもしてきました。それもだいぶ揃ってきて、あとは練習あるのみです。

 学ぶことが多くなんと楽しみな2011年が私を待っている事でしょう。。


 記    望月鶴川拝