No.107  久米信行著 「やり抜く技術」より (完)

2010/12/13

 
  << 「頭」・「体」・「手」 で考える>>


    〜 やり抜く果てに 〜

  やり抜くことを自分にあてはめた場合を考えました。


  花押の技術、花押の知識、どれもやり抜かなければ通り一遍の
  形だけが見える影絵のようでそこには2次元、3次元、4次元はありません。

  「頭で考え」・「体で考え」・「手で考え」
 
  これが花押を生み出す、花押だけではありません人の手の加わる
  技術というのは皆同じだと思います。

  ここでは花押を例にとって書きますが、50・100の花押をその場で作れ、
  書けるようでなければ生きた花押は出来ません。
  創ることをやり続け、調べることをやり続ける。

  頭で考えているようでは初心者、体で考えられるようになって上級者
  手が考ようになって始めてプロといえる技術が身に付きます。

 その為には 「やり抜き・やり続ける事」

  本の題名に「やり抜く技術」とあるのはそういう意味も含めてなのでしょうか。
 
  ちなみに私は一人の花押を創るまで100〜200くらいの花押を創作します。
  もちろん手が自在に考えてくれます。

 ジャズのアドリブも同じですね。時間に関係なく泉のように湧いてきます。
  頭で考えてやっと創るようでは生命が湧いてきません。

   「やり抜く技術」 奥の深い本です。

 << 完 >>  

 記    望月鶴川拝