No.102 自信と謙虚(上)

2010/12/12

 
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    〜 離れて見る 〜

 これは絶えず自分に言い聞かせて実践していることです。
  「自信と謙虚」
  日常の練習の中では、いつでも自分が一番下手だなぁ!
  いくら練習してもうまくならない。そう思って練習に励みます。

 そして下手なりに必ず完成をさせてしまいます。完成した瞬間だけ
  「んっ!まぁまぁに出来たかな?」と一瞬だけ思い自己満足します。

 満足したらすぐに今度は「これじゃだめだ、もっと練習しなきゃ!」
  と思いそれを自分で赤で直して再び練習を始めます。

 自分の目で見る、第3者の目で見る。両方で見るようにしています。
  小学生の時に習ったことのある先生が数十年振りに会ったときに
  書いたものを見せてくれて「これはどうだろう?」と聞かれたことがあります。

 著名な大先生が私に聞くなんて、其の一言がその先生の立派さを物語り 
  亡くなった今でも尊敬しています。

 反対に少し上手になると先生を抜いたと離れて行く人もいます。
 
書道の技術はほんの少ししか価値はありません。書かれた中にある
人の想いとかそういったことに価値があると思っています。

機械的な技術を超えたものが書道であると考えています。

下記は私の作品の中でも好きな自分らしい書だと思っています。

中野逍遥と李白の詩で詩の内容も好きでした。

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 記    望月鶴川拝