No.101 101回記念 「論語」カレンダーの解釈

2010/12/02

 
  << 論語カレンダー >>


    〜 論語の解釈 〜

論語カレンダーを制作していて、一番考えたのは熟語を創る・選ぶということです。

もちろん単純な会食もありますが、一歩進んだ解釈が必要だと思っています。
「一以知十」


誰でも聞いたことのある言葉で知っています。
そして誰も知りながら出来ない、それを不思議に思わない。

「一以知十」
書道の場合、何文字か連続して書く場合、一文字書いて終わりではなく、
次の文字の最初に筆が行き、そこが終わりであり最初でもあります。

一文字書き終えただけでは、それは単に書いただけ。
それ以外の何ものでもなく、そこには作品として、書としての価値は
半減以下になります。

何かを創る場合も同じです。創っただけではまだ未完、創ったものを売るのであれば
どのようににして売ったらよいか、その方法まで考えなければ創って終わりでは
何ともさびしい。

十を知るまでもいかなくても、その先に期待が持てる、前に進める方法を
含んでいなければならない。
できれば前に進まなくては、それこそ1を以って1では実際には0.5と
考えるほうが近いように思えます。

1-1 はそれでも価値がないとは思いませんが、十を知るとは
そこに未来がある、未来へ進む道があって価値のあるものです。

論語のカレンダーは自分なりにかなり深読みして制作しました。

言葉・熟語には解釈は多々あります。
それぞれの熟語には相応の考えを以って創作しました。



 記    望月鶴川拝