No.089 お習字の練習 

2010/07/16

 
  << 基本の基 >>

「目目目目目目目目目目目目・・・」とひたすら書き続けています。

隣には「三」を半分、後半半分は「縦線2本」
単純な作業なので、少し遊びを入れて「貝」を一行だけ。

こういう練習方法を公開sるのは初めてです、教室でこれをやってといっても
実際にやる人は少ないだろうし、人に自信を持って勧められる練習でもないので
話したこともありません。

理由は書くと長くなるし、私の秘密でもあるので。
きっかけを少しだけ、それはシェイクスピアにあります。

30年前位になると思うけど、芸術に関する本を読んだ時、シェイクスピアの
魅力は、その「落差」にある、芸術の魅力は「落差」にあると書かれていました。

確かに「ロミオとジュリエット」は生きてるかと思ったら死んで・・・
生と死の両極端の落差に魅力があり。

「リア王」も日本の小説も同じです。

それで書も同じに考えて、それ以来、いつも正反対の練習を
取り入れました。

大きい字を書いたら小さい字、大きければ大きいほど次は小さく。

なんだかわからないような前衛的な字を書いたら几帳面に
教科書に載ってるな字を書く。

単純で簡単な文字の羅列ですが、これが又難しい。。。
目の横線4本だけでも筆の入れ方、終わり方、形、力加減、などなど
これだけ600くらい書いても一つも気に入って書けたものがありません。

この「目」も30年の間、何回書いた数え切れないほど書いたのに・・・(^^)

だから役に立つんです。必要なんです。
最近花押も含め自由に書き機会が多いので
こういうのも沢山練習するようになりました。

しかし難しい、ここに載せるのが恥ずかしいくらいです。
なんて自分下手なんだろうなぁと書きながらつくづく思います。

その落差も楽しみの人なんですけど。


記    望月鶴川拝