No.066 完成形を作る

2010/02/15

 
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下記の画像は講座で書かれた受講生の作品です。

最後の数分で書きました。
写経の一部や漢詩の一部を色紙位の大きさに書き表装をしました。

練習の時はそうでもないけど、表装してみると自分が書いたものが
しっかりと作品になっているというのがわかります。

全員がしっかり自分の花押も書きます。
習い始めて3〜5回目には花押を書くようになり、仕上がりもバランスも花押も
適切に良く書かれています。


これをきちんと額に入れたり掛軸にすると更に真価を発揮します。
右の掛軸は画像処理して掛軸に入れてみました。
見事なものですね。

この方は順師範の方なので花押も自在に書かれ、自分の書き方のスタイルを持っています。
しっかりしたバランスでさすがです。

練習は多ければ多いに越した事ありません。
しかしそれだけではダメです。時には緊張感を持って真剣勝負のように
「この一枚にかけて完成形を作る」。

それが必要です。
完成形は完成形は自分に素直に良いとこも悪いとこも教えてくれます。
自分を映したものが完成形だからです。


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記    望月鶴川拝