◆ 鶴川流花押は伝統花押文化の研究と創作販売に力を注ぎ伝統の継承に努めています。
◆ 花押展始め芸術分野に新たな道を模索し花押研究にまい進しています。
 

2009年度
頭で考える  5/14 NEW
手が考えてくれる  5/13 NEW
花押署名本 4/23 
2008年度
 

No.029 手が考えてくれる

2009/05/13  

 
<< 手が考えてくれる >>

考える事、それは脳を使うんだけど、それでは片手落ちである。
現実には考えるのは誰でも考えるし理想論です。

その事柄にも寄りますが私がやってる花押・水泳・書道・ギターほか
全部頭では考えません。

手で、体で、足で考えます。
考えると言うより考えを通り越しています。

花押を書くのも創作するのも、泳ぐのも、書を書くのも、ギターを弾くのも
考える前に手や足や体が動いています。

考えてできるくらいだったらこんなに簡単な事はありません。

覚える時、身に付ける事は考えないほうが、ずっと理にかなっています。
出来ないと言う事は分からないと言う事だから、考えたって出きるわけはありません。

考えないで練習すれば、いずれ手が考えて動いてくれます。
手が考えて動いてくれます。なぜ他の人は出来ないからと考えるのかと思います。
出来ない事を考えたら、益々間違った考えで出来なくなるような気がします。

不思議な事ですが、考えて泳ぐと力が入って疲れて遅くなってフォームは乱れ
いい事ありません。
考えてギターを弾くとリズムに乗れなくて指が止まって良いことありません。
考えて花押を書くと、硬くなってデザインを意識して心の通わない
単なる味気ないデザインになって心を打つ魅力がゼロになります。

考える事は道を間違える大きな原因です。

素直にひたすら経験すること、数を書く事、距離を泳ぐ事、沢山弾く事。
上達への一番のシンプルな方法です。

考える暇があったら手を動かす、体を動かす、

気が付いたら手が動いていた、気が付いたら体が動いていた。
無意識に手や体が考えて動いてくれるはずです。

良い例は赤ちゃんは始めて立って歩く時、右足出して、左を出してなんて考えませんよね。
自然に体が反応して歩けるようになります。
歩き始めたら、今度は向こうから人が来たらよけますよね。その時も無意識に
ぶつからないようによけます。

考えてたら、そのうちぶつかってしまいます。
考えなければ体が無意識に考えて反応してくれるんですね。!!!

記 5月13日 試筆  望月鶴川