◆ 鶴川流花押は伝統花押文化の研究と創作販売に力を注ぎ伝統の継承に努めています。
◆ 花押展始め芸術分野に新たな道を模索し花押研究にまい進しています。
 

2009年度
2008年度
016  書三体と表現
2008/10/22

書道誌に出したもので左の漢字が良い評価を得られトップ当選しました。
仮名・現代詩文もまぁまぁの評価になりました。

<漢字>作品・・・左
書き始めを少し下げて書きました。均一になるのを避けて空白を作ることで、第一印象が柔らかくなり
全体に動きが出てきます。文字は左右に振るように書き、各文字の中にも空間を作りました。字形は少し
肩上がりに書きはじめ最後は水平に。これは始めの2文字を書いたところで決めました。
3文字目があと少し左に傾ければよかったように思えます。

<仮名>作品・・・中
2行ともで出しは良くて後半が統一感が取れませんでした。書き始める前のイメージ(気持ち)が
散漫だったからだと思います。


<現代詩文>作品。。。右
文字が少し大きくなりすぎて流れが途絶えてしまいました。これも詩文をしっかり把握してから書けば
こういうミスは防げました。

どれも3枚くらいで書き上げたので、細かな部分はまだまだですが、こういう風に書こう。
そう思ってそれなりには書くことが出来ました。

2枚の右上の黒いのは文鎮です。全て書いたばかりの写真なので落款印はまだ押していません。

作品を書くというのは技巧的な面もありますが、どちらかというと
もわもわの羊毛が一本の細い糸に紡がれていくように筆を持って詩を見たとき
頭の中で知らない間に整理されて、半紙に筆を置いた時は。一本の綺麗に撚られた
糸のようになっていかなければなりません。

漢字草書
仮名
調和体(現代詩文)
     


今回は連綿(文字をつなげること) と 繋げないで単体で書くという反対の方法をとりました。



記  望月鶴川